ワルテル・マッツァーリ監督の去就が不透明になっているナポリに、マンチェスター・シティで解任の憂き目に遭ったばかりのロベルト・マンチーニ監督が訪れたとなれば、騒がれるのは避けられないだろう。

マンチーニ監督の夫人はナポリ出身であり、同監督は個人的な要件でナポリを訪れたとしている。だが、ナポリに彼が現れたことで、監督就任の可能性としてとらえた者もいるようだ。それでも、マンチーニ監督は「ナポリは素晴らしい指揮官に率いられた、最高のチームだ」と強調した。

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長に会うためだったのかと聞かれると、マンチーニ監督は「ノーだ。私はピッツァを食べに来たんだよ。ナポリのピッツァはとてもおいしいからね」と返答している。

サポーターから「ナポリにはピッツァしかないですか?」と聞かれると、「いや、太陽と海もある。本当に、個人的な件で来たんだよ。だが、どんな監督でもナポリのベンチに座りたいと思うのは当然だ。だから、絶対にないということはない」と続けている。