「ユヴェントス戦での黒星が、流れを止めることに役立つことを願っている。それが我々の望むことであり、やらなければいけないことだ。ただ、私は心配していない。練習でのフィオレンティーナはいつもと同じだ。同じように勝利への意欲がある。明日の試合に勝てば、全員を黙らせられるだろう」

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、17日のセリエA第25節インテル戦を前に、このように話している。

「シーズン前半戦が良かったことで、期待が高まった。それによって、チームの責任も増したんだ。どんな目標でも狙えるインテルのようなチームが相手なら、気迫やプライドという点でいつものフィオレンティーナでいられるはずだと確信している。我々は勝利を取り戻すと確信しているよ」

フィオレンティーナは欧州カップ戦出場権を争う上で、インテル戦を非常に重要な試合と見ており、オーナーのディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏も本拠地フランキに駆けつける予定だ。

弟のアンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長とともにクラブを所有するディエゴ氏が、最後にフランキを訪れたのは、2009年9月のチャンピオンズリーグ、リヴァプール戦以来だ。このときは、FWステファン・ヨベティッチの2ゴールで、2−0とフィオレンティーナが勝利している。