WBC本戦で、カナダはアリゾナ州フェニックスでのPoolDに出場する。
アメリカ、メキシコ、イタリアとの総当たりリーグ戦。2位狙いではあろう。

投手

Canada-Roster-P-H

ライアン・デンプスター、ジェフ・フランシスらは出ない。
先発はショウン・ヒル、クリス・ラルーあたりだが、つなぐことが必然なのでジョン・アクスフォード、ヘッセ・ケインらを中心とする救援陣に期待をかけたいところだ。
アメリカには及ばないだろうが、メキシコには勝てるという投手陣。

野手

Canada-Roster-BBB

昨年まで黒田博樹の相棒だったピッツバーグ・パイレーツのラッセル・マーチン、そしてカナダ選手を代表するジャスティン・モルノーが出場。ただ日の出の勢いのジョーイ・ボットの名前がない。モルノーとボットは一塁手でポジションが被るがDHという手もある。ぜひ、見たかったところだが、昨年の故障の影響もあり、大事をとったのだろう。
ベテランのピーター・オー、シアトル・マリナーズの若手ソーンダースと顔ぶれは揃っているが、強力という印象はない。
不参加選手でめぼしいところはジェイソン・ベイくらい。そもそも球団も2つから1つに減って、カナダでの野球熱が冷めている印象がある。
親父中心のメキシコや、大穴狙いのイタリアに食われる可能性もあろう。