フェイスブック手榴弾事件に進展 国防省「兵士を捜査中」

写真拡大

韓国で今月2日に発生したフェイスブック手榴弾事件に進展があったようだ。

この事件は、ある韓国人女性が兵役中の彼氏からもらったというプレゼントを、フェイスブックに掲載したことから始まった。

フェイスブックの投稿には、丸く緑色をした手榴弾の写真と、女性の「これもらった。ポンと炸裂したよ(ハートマーク)。なんでこんなの盗んでくるかなwwww」というのんきなコメントが一緒に掲載されていた。しかし、間もなくしてインターネット上で大騒ぎとなり、多くの人が警察や軍に通報する事態に発展。騒動を受けて、女性はフェイスブックのアカウントを削除した。

6日の報道によると、韓国国防省は公式フェイスブックを通じて同問題について以下の通り説明した。

「2月4日メディアで報道された『フェイスブック手榴弾事件』に関連する経過についてお伝えします。該当の手榴弾は雷管のない“練習投てき用”手榴弾であることを確認し、現在は安全に回収しました。また該当榴弾を流出した兵士については、憲兵隊が捜査を行っており、調査結果が出次第、規定に従って措置する計画です」

ネット上では「教材用の爆発しない手榴弾ではないか」との見方もあったが、実際には「雷管のない」本物だったようだ。安全に回収できたからよかったものの、持ち出した彼氏は軍に見つかり次第、厳しい罰が待ち受けていそうだ。

現在韓国のネット上には、「こんなものを自慢げに掲載するなんてどうかしている」「爆発するかどうかではなく、簡単に盗めること自体が問題だ」「雷管がなくても投げれば爆発するはず」などのコメントが書き込まれており、女性と彼氏の軽はずみな行動に非難が集まっている。

「彼氏は営倉(軍人を拘禁する建物)行きだな」「営倉に行ったら記録残っちゃうのにね」などと彼氏は営倉送りになると見ている人も多い。彼氏は今頃、ひやひやしているのではないだろうか。

参照:ノーカットニュース

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。