4日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、宮澤智アナウンサーがトルコへ赴き、トルコのバレーボールリーグ・ワクフバンク・テュルクテレコムに移籍した木村沙織にインタビューを行った模様を放送した。

ロンドン五輪では、全日本女子を銅メダル獲得に導く活躍をみせた木村。年俸1億円ともいわれる彼女は、トルコに移り、120平米・2LDKという豪華なマンションに住んでいるものの、キッチンの隅に壁向きに座り、「ここでご飯とか作って、ほとんどここで食べて洗いものして」と、いつもと変わらぬあどけない笑顔を見せた。

トルコリーグへの挑戦について、「今一番トルコリーグに選手がたくさん集まっている。高さだったり、パワーは日本とは違うと思うんですけど、そういう選手が普段どんな生活をしている、どんな練習をしているのかなというのも興味あった。日本のよさはたくさんあると思うんですけど、逆に海外の選手は、どんなふうにバレーに対して考えているのかな、取り組んでいるのかな。だったら、自分がプレーする場所を海外に移せば、一気にたくさんの人のプレーが見えたり、プレーできるのが、すごくいいなと思った。五輪でメダル獲ったりとか、色んなことが重なったので、ここを逃したら、自分が海外に行く機会はない」と語った木村。

チームの雰囲気は、「すごい明るいし、みんないい人たちばっかりだし」といって、突然大笑いをすると、実際のプレーについては「何試合か、練習試合はやっているんですけど、ブロックが高いので後ろで構えてても、ボールが飛んでこないんですよ。びっくりするくらい。日本だと結構ラリーになるじゃないですか。ブロックがそんなに高くないから。こっちで試合して思うのは、バックにいるときは、本当にブロックの人たちが高くて、相手が打ってきたボールが全然抜けてこないので。リベロの子と『このチーム、背が大きいから後ろにいても意味ないね』ってしゃべりながらやってたくらい、ボールがあんま飛んでこない。そこが日本にいるときと違う」と語った。

また、リラックス方法を訊かれた木村は、「お風呂は一時間は絶対入ってます」と話したが、ここで宮澤アナが「私、シャワーしか入らないんです」と返すと、「えーーーー」と驚き、「疲れ溜まらないんですか?」と逆に質問する場面も。“どんな木村沙織になりたいか”と訊かれれば、「わからないです。自分でもどんなふうになるのか、すごい楽しみな部分もある」と話した。