キス、情熱、愛情のほとばしり、小さなハート、アツいディナー。この1年半、バルバラ・ベルルスコーニとミランFWアレシャンドレ・パトは、何度も互いを思いやる瞬間を見せてきた。それは、この7月末のバルバラ女史の誕生日まで、だ。先日から、キスも、小さなハートも、ロマンティックな週末もなくなっている。

8月26日、バルバラ女子はサン・モリッツにいたが、パトはサンプドリアとのリーグ開幕戦のためにサン・シーロにいた。そして、数名の友人に対し、少し悲しんでいると明かしたのだ。一瞬のうちに、噂は特急列車よりも早く駆け巡った。ますます噂が膨れ上がっていった。

何が起きたのか? シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長の美しい娘は、情熱を失ってしまったようなのだ。男性よりも女性によくあることだろう。そしてその瞬間に、“終わり”である。まるで本当のサッカー界のような、マーケット終盤の衝撃だ。

バルバラ女史とパトのことは、小さな夏の危機でしかないのか、それとも愛の終わりなのか。もしも後者であれば、彼にとってミラノを離れることは、落胆することではなく、解放となるかもしれない。