テレビ朝日「報道ステーション」(31日放送)では、サウサンプトンFC移籍が決まる直前の吉田麻也に、サッカー解説者・澤登正朗氏が行ったインタビューの模様が放送された。

まだオランダに住む吉田の自宅を訪れた澤登氏。ここで偶然にも吉田の電話が鳴ると、吉田は「このタイミングで代理人です」と苦笑い。

プレミアリーグについては、「もちろん、行きたいですよ」とキッパリ。「(VVVフェンローは)試合で攻められる回数が異常に多いので、そういう意味では、守備のトレーニングというか、場数は踏めるんですけど、丸2年、それをやってきたので、もうその段階ではないかなと。次のステップの時じゃないかと思う」と、その理由を述べた。

また、「僕、ユースの時から、コーチにずっとチェルシーとかリバプールの試合のDVDを貰って見せられて、ずっとプレミアに憧れがあって。プレミアに行くチャンスがあるなら是非行きたい」と語る吉田。現在、サウサンプトンFCには、李忠成が在籍しているが、「忠君も行ってるので、この間も電話しましたけど。どんな感じなのって訊いたら、好印象の話ばっかりだったので。街並みが綺麗で治安もよくて。人も優しい。クラブもCB、去年ずっとチャンピオンシップ(2部リーグ)でやっていた二人は固定されているけど、そこに入っていけるだろうっていう話もあったので」というエピソードも明かす。

さらに、「忠君には“もし僕のことを訊かれたら、すごいベタ褒めしといて”って言っときました」とおどける吉田は、将来のビジョンについて、「プレミアの移籍って国内の移籍が多くて、中堅のクラブからビッグクラブに行ったりする回数がよくあるので、次のステップのためのアピールにはもってこい。プレミアに移籍して、上位のチームでやってみたいです」といい、「真司が行けたんだからね。僕、同じ年なんです。こう見えて。負けたくないです」と意気込んだ。