インテルは18日にビゼルティンとプレシーズン最後の親善試合を行い、3−0と勝利した。MFエステバン・カンビアッソが先制すると、FWロドリゴ・パラシオが2得点を挙げている。アンドレア・ストラマッチョーニ監督はすでに、23日に行われるバスルイとのヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフ・ファーストレグのことを考えているようだ。

「我々にとっては、ELに向けて準備を整えることが重要だった。バスルイは恐ろしい相手だからだ。彼らは去年、ラツィオを倒したし、今年はチャンピオンズリーグ予選に出場した。私からすれば、非常に競争力のあるチームであり、我々は彼らとの対戦に集中している」

「パラシオを(ディエゴ・)ミリートの控えに? 我々の前線はクオリティーにあふれている。このフォーメーションなら、真のセンターフォワードなしでも戦えるだろう。もちろん、システムが異なれば、そういう選手が必要になるがね」

また、ストラマッチョーニ監督はDFマイコンの去就について、このように話している。

「私にとっては、世界最強の選手だよ。しかし、もちろん、いろいろな評価がある。愛情とか、選手の価値とかだけではないんだよ。マイコンのことはインテル全体が好きだし、ファンタスティックな選手だ。何が起きるか、見てみようじゃないか」

「(アントニオ・)カッサーノ? (アルバロ・)ペレイラ? インテルはチームを完成させなければいけない。これは疑いようのない事実だ。今から31日まで、いや26日までに、誰かしらは必ずやって来るだろうね」