インテルは9日にヨーロッパリーグ予選3回戦セカンドレグに臨み、ホームでハイデュク・スプリトに0−2と敗北を喫した。DF長友佑都は55分から途中出場している。

インテルは前半に先制されると、後半にも追加点を許して敗れたが、敵地でのファーストレグで3−0と勝利していたため、プレーオフ進出を果たしている。

もちろん、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、満足していない様子。驚きの敗戦を終え、同監督は次のように話している。

「今夜のことは、あり得るものだ。特に、イタリアのチームにとって8月9日の試合ならなおさらだよ。精神的にはファーストレグの結果が悪く働いてしまったのかもしれない。ファーストレグが終わったときに喜びに沸いたわけじゃないように、今も打ちひしがれてはいないよ。やるべき仕事はたくさんある。改善しなければいけない。どこを改善すべきか、それは分かっているよ」

「今のマーケットは特殊なものになっている。ファイナンシャル・フェアプレーのルールが変わり、新たなバジェットがあるんだ。我々にとって今年はゼロの年であり、ほかよりも変更する必要があるんだがね。何かが足りないことは分かっている。だが、今日の結果からそう言っているのではない。試合前から分かっていたことだ」

「我々にはMFが必要なんだ。人数的にも明らかだよ。我々が必要としていることに役立つ特長を持った選手を獲得できるように努めよう」

「今日の我々はうまくやれなかった。それは分かっているし、逃げたりはしない。だが、ハイデュクに賛辞を送るべきでもある。我々にはやるべきことがたくさんあるよ」