ミランのアリエド・ブライダSD（スポーツディレクター）が、レアル・マドリーMFカカーの獲得について、『Spaziomilan.it』で次のように語った。

「カカーの交渉はどうなっているか？　100万ドル（約8000万円）の質問だね、それは。スタンバイ状態だよ。君らも知っている問題（サラリー）をどう解決するか、理解しようとしているところだ。もちろん、彼が復帰するとなれば非常にうれしい。カカーはみんなが好きな選手だし、ミランの歴史の一部をつくったからね。再び我々と一緒になるなら、我々はうれしいよ」

一方で、ブライダSDはモンペリエDFマプ・ヤンガエムビワの獲得について、「現時点では遅れている。だが、選手へは引き続き関心を寄せているよ」と述べるにとどまった。

そのヤンガエムビワは２日、ツイッターで「はっきりさせておくべきだ。僕はモンペリエでうまくやっているし、信頼もしている。チャンピオンズリーグを戦うんだ」とつぶやいたと報じられた。だが、モンペリエとヤンガエムビワは、これを否定している。同選手はソーシャルネットワークを使っていないそうだ。

なお、ミランはこの日、バレンシア移籍が決まっていたDFディダク・ビラが、「そけい部の軽い炎症のためミラノに戻ってチームに合流する」と発表した。同選手はメディカルチェックをパスできなかった形で、バレンシアは獲得を断念。ローマDFホセ・アンヘルの争奪戦に加わっている。