交流戦のシステムを改めて考えろ!【エモやんのワイルドピッチ】

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野球シーズンもだんだん熱が入り、毎年恒例の交流戦が始まった。

しかしこの一番いい時期に、交流戦の2連戦で一日休みというスケジュールはいかがなものかと思う。

シーズンと同じ成績を加えるゲームならば、何故通常のシーズンと同じように3連戦にしないのか? 隔年にするとか、それともいっそ止めるか。シーズンアットランダムな時期に一試合だけやるとか。

この今の時期に2連戦で一斉に交流戦にはいるのはもったいないし、2日で1日休むシステムは間が抜ける。

今年はオリンピックの年。ますます野球離れが心配だ! すでに兆候がでている。こんな年でも相変わらず今までと同じやり方の交流戦の実施ではあまりにも知恵がなさすぎる。

事前にもっとこの交流戦の意義や効果、イベントとしてのプロ野球を考えたシステムを作るべきだと思う。

こんな時期だけのスポンサーをつけて、一時的な金(優勝賞金5,000万円)が入ることだけを考えるのではなく、日本のプロ野球がどんなシステムをとっていけばいいのかをトータルで考え、常に時代に応じた工夫をしないと取り残される。

一刻も早くこの現状の交流戦のシステムを改めて考え、変えていくべきだと思う!

そして以前にも言ったが、サッカーの真似をして一過性のイベント興行をやってしまうと、プロ野球の長いシーズン制では普段のゲームの観客減少やゲームの重みがなくなる。

世間は一過性の騒ぎに乗りやすいが、年間142試合制のプロ野球をどう繁栄させるか考えないといけない。

(江本孟紀) https://twitter.com/emoto_takenori

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