ロベルト・カルロスが現役引退を表明「スパイクを脱ぐことにした」

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 ロシアリーグのアンジ・マハチカラ所属で元ブラジル代表のロベルト・カルロスが、今年いっぱいで現役を退くと語った。スペイン『マルカ』が同選手のインタビューを伝えている。

「僕は引退することに決めた。スパイクを脱ぐことにしたんだ。長年、プロとしてプレーしてきたが、フィジカルでの限界、数々の遠征に耐えることができなくなった。プロとして17年間、ピッチ上を走り回ってきたんだ」

「いつかマドリードに戻りたいね。あそこには自宅もあるし、将来的にはサンティアゴ・ベルナベウにも行きたいと思っている。でも、引退後はアンジのために働きたいと思っているよ」

「ロナウド、ジネディーヌ・ジダンが引退して、今回は僕の番が来た。非常に残念だけど、ペレが引退したときも同じだった。他にもディエゴ・マラドーナなど偉大な選手が引退のときを迎えた。フィジカルが限界になるときがいずれ来る。でも、僕はこれからもサッカーのために働いていくよ」

 ロベルト・カルロスはパルメイラス、インテル、レアル・マドリードなどの名門クラブを渡り歩き、3度のチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲得。ブラジル代表でも2002年日韓ワールドカップ優勝に貢献するなど、世界有数の左サイドバックとして活躍した。

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