レッチェが４日、指揮官交代を決断した。エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が解任され、セルセ・コズミ氏が新たに就任する。レッチェは４日、クラブの公式サイト上で、この決定を正式発表した。ディ・フランチェスコ監督の解任により、今季のセリエＡでの指揮官交代は８度目となった。

レッチェはセリエＡ13試合を終えて９敗を喫しており、最下位に低迷している。ディ・フランチェスコ監督はこの代償を払うことになった。クラブが見つけてきた後任はコズミ氏。すでに同氏とは４日にローマでフロントが会談しており、５日に新指揮官としてお披露目される予定だ。契約期間など詳細については明らかになっていない。

53歳のコズミ氏は、ポンテヴェッキオで指揮官としてデビューし、以降はアレッツォ、ペルージャ、ジェノア、ウディネーゼ、ブレッシァ、リヴォルノ、パレルモを率いている。パレルモでは昨季、デリオ・ロッシ現フィオレンティーナ監督の後任として、短期間ながらチームを指揮した。

レッチェは３日のセリエＡ第13節でナポリに２−４と敗れており、試合後にレナト・チポッリーニ代表取締役が「決定を下すまで24〜48時間をかける」と話していた。