クリスタル ケイが「ハッピー フィート2」のグローリアの吹き替えを担当

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 第79回アカデミー賞長編アニメ映画賞に輝いた『ハッピー フィート』の続編映画『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』の吹き替え声優にミュージシャンのクリスタル ケイ抜擢された。

 クリスタル ケイが担当するのは、母親ペンギンのグローリア。これまでに自らが主題歌を務めた『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』で、ゲストとして声優を務めたことはあるが、本格的にアニメーションの、しかもハリウッドの超大作の日本語吹き替えを担当するのは初の試みとなる。

 今回の選ばれた経緯は、オリジナル版で全米のトップミュージシャンである“ピンク”がグローリアの声を担当し、劇中でその歌声を披露することから、日本語吹き替え版でも同じくミュージシャンであり、高い歌唱力と表現力に定評のある人が相応しいということで、クリスタル ケイに白羽の矢が立った。ジャネット・ジャクソンの「Rhythm Nation」や、チャカ・カーン「Ain’t Nobody」、クイーンとデヴィッド・ボウイの共作「Under Pressure」など、80年代を代表するヒットソングが日本語の歌詞になって劇中で披露される。

 今回の抜擢に関してクリスタル ケイは「豪華なキャストの皆様とご一緒することができて、ドキドキしていますがとても楽しみです。洋楽のヒット曲を日本語でも違和感のないように、そして“ピンク”のような力強さを大切にしながら、私らしさを忘れずに歌も吹き替えも頑張りたいと思います。」とコメントしている。

 また、彼女は、先日ユニバーサル・ミュージックへの移籍と、12月7日に移籍第一弾シングルがリリースされることが発表されたばかり。世界進出を視野に入れたクリスタル ケイにとって今回アカデミー賞を受賞したハリウッド超大作アニメーションの続編への出演オファーは、まさにタイムリー。先に吹き替え担当として決定している父親ペンギン・マンブルの劇団ひとりと子ペンギン・エリックの鈴木福くんとどのような掛け合いのハーモニーを奏でるか楽しみである。

 映画『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』は、11月26日(土)より全国ロードショー。2D・3D同時公開。

『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』 - 作品情報

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