スペインのメディアは疑いを抱いていない。アーセナルMFセスク・ファブレガスのバルセロナ移籍は、交渉がまとまったと見ている。『ムンド・デポルティボ』は、セスクが15時22分にロンドンでサインしたと報じた。アーセナルとバルセロナも合意に至っているという。

だがそれでも、正式発表はまだだ。アーセナルはまだセスク放出を認めておらず、この日発表された背番号では、セスクが4番をつけるとも明らかにされている。だがスペインのメディアは、セスクが12日に移籍合意の知らせを受け、日曜にバルセロナ入りすると報じている。14日にはスペイン・スーパーカップのファーストレグが行われ、移籍の正式発表は15日になるそうだ。

バルセロナの一部の選手たちは、ツイッターでセスク復帰を実質的に明らかにし、歓迎している。DFカルレス・プジョールは「ファブレガス、お帰り」とつぶやいた。なお、『ムンド・デポルティボ』や『スポルト』もツイッターでセスクの移籍決定を報じている。

なお、スペインメディアはセスクのバルサ移籍について、総額約4000万ユーロ(約43億8000万円)のオペレーションだと報じている。これはバルセロナがアーセナルにキャッシュで支払う3500万ユーロ(約38億3000万円)と、ボーナスの500万ユーロ(約5億5000万円)を加えたものだ。