韓国の女性が16年間の間、お風呂に一度も入っていなかったことをテレビで告白し、同国のインターネットでは「お風呂拒否女」として話題騒然となった。韓国メディアが衝撃的なニュースとして相次いで取り上げた。

 韓国のケーブルテレビ、tvNの『火星人ウイルス』という番組で放映された。同番組は2009年にスタートした番組で「火星人」とは変わった生活習慣を持つ人々のこと。番組では毎回さまざまな「火星人」が登場して仰天生活を激白、同国のインターネットでも毎回話題を集めている。

 2日の『火星人ウイルス』で登場したのは、小学校5年生の時からお風呂に入っていないのはもちろん、シャワーもしていない女性。女性は髪の毛、顔、手、足などは普通に洗っているが、それ以外の部位は16年間洗っていないとのこと。

 「お風呂拒否女」は悪臭を隠すために「1日2、3回着替える」「エアコンで汗を乾かす」「シャワーコロンを随時使用する」などと、応急措置を取っているが、悪臭が消えることはなく、その仰天生活ぶりに番組の司会者3人も驚愕した。

 この女性がお風呂に入らない理由は「めんどくさいから」で、「お金を払って銭湯に行く人たちが理解できない」などと言い放題。しかし、司会者が4月に番組に出演した「10年間歯を磨いていない」女性と比較すると、この女性は「私のほうがきれいだ」と怒り出した。

 「お風呂拒否女」は、番組の司会者の説得と皮膚科専門医の注意を受け、16年ぶりにお風呂に入り、「すっきりした」「なぜみんながお風呂に入るか分かった」と感想を述べたという。

 韓国メディアは「理解に苦しむ」、「4次元の生活ぶり」などと、驚愕ニュースと相次いで取り上げた。(編集担当:金志秀)