韓国のリヴァプールファンが首を長くして待っていた、リヴァプールの遠征が中止になったことがわかった。

リヴァプールは4月に、この夏のマレーシア(クアラルンプール)、中国(広州)、韓国(ソウル)遠征を発表。クラブの公式サイトでは、中国語、韓国語のページも作るほど気合いを入れていたが、8日に発表されたアジア遠征日程では、7月13日広州、16日クアラルンプールの2試合のみ。19日に予定されていたソウルでの試合は、「軽減事由を鑑みた」結果キャンセルとなり、他のオプションを調査中とのことだ。

対戦相手となるはずだったFCソウルのリーグ戦とカップ戦の日程が、親善試合の前後の18日と20日にあるため、日程の関係から開催が不可能となったとも報じられているが、FCソウル関係者によると、最近のKリーグの八百長スキャンダルにリヴァプールが難色を示したためと見られている。

マンチェスター・ユナイテッドと同様、東南アジアで絶大な人気を誇るリヴァプールだが、これまで韓国を訪問したことはない。