７日に行われたセリエＡ第36節のローマ戦で、スコアレスドローで勝ち点１を獲得し、７年ぶり18度目となるスクデット獲得を決めたミラン。チャンピオンとなった彼らのドレッシングルームでは、DFマッシモ・オッドがベルリンでのドイツ・ワールドカップ優勝のときと同じように勝利を祝った。

オッドはアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役に、まだ見事な肉体を持つことを強調。するとガッリアーニ代表取締役は、１分以内に400メートルを走り切ったら契約を延長すると、“勝負”を持ちかけた。

するとオッドは、シャンプーを髪につけたまま（そしてやや飲み過ぎた状態なのに）、裸足でオリンピコのピッチへと戻ったのだ。チームメートや観客たちにはやされながら、オッドはオリンピコのトラックを走り、タイムは58秒だったと宣言した。契約延長をミランに納得させるのに十分となるのだろうか？　いずれにしても、素晴らしいパフォーマンスだった。

ミランはその後、「パルコ・デイ・プリンチピ」ホテルでパーティーを続けた。そこでは、18度目のスクデットを表したお決まりのケーキが用意され、その前で全スタッフが乾杯をしている。一方、ホテルの入り口では、オッドが少し酔っ払い過ぎてしまったようだ。