イタリア・セリエAのインテル・ミラノ−ブレシャ戦で、インテル・ミラノの選手全員が黒の喪章をつけて試合に参加し、日本の東北地方太平洋沖地震で被災した人びとに対する哀悼の意を表した。12日付で捜狐網が伝えた。

 インテル公式ホームページでは、「ブレシャとの試合でバンド型の喪章をつけることで、日本で生じたすべてのことに対する哀悼の意を表明した。今回の地震で被害を受けた方々に、われわれも一緒に団結している、ということを伝えたかった」と説明した。

 この試合で、インテルのエトー選手が得点をあげると、選手たちが祝福するとともに、エトー選手は日本代表の長友佑都選手を呼んで抱きしめた。記事は、「見ている人の心を温かくさせるものであり、スポーツマンシップに国境はないということを実感させるものだった」と報じた。(編集担当:畠山栄)



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