トッテナム監督「人種差別発言はガットゥーゾのでっちあげ」

写真拡大

 15日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦、トッテナムは敵地でミラン相手に1−0で勝利。しかし、試合中にミランのジェンナーロ・ガットゥーゾがトッテナムのジョー・ジョーダンコーチと口論になり、頭突きを食らわせた。

 ガットゥーゾの暴挙に対してトッテナムのハリー・レドナップ監督は怒りを露にしている。

 しかし一方、ガットゥーゾの代理人は「ジョーから激しく挑発された。しつこく野次った後、人種差別的な発言をされたようだ」とコメント。「リーノ(ガットゥーゾの愛称)は、強い愛国心とイタリア人としてのアイデンティティを持った選手。あのような野次は、恐らく、許せなかったのだろう」

 これに対し、レドナップ監督は「ガットゥーゾは話をそらしている。人種差別的な発言があったと言えば、世間が騒ぐと思っているのだろう。ジョーはそのような発言をする人間ではない」と反論している。

【関連記事】
ミランに勝利のトッテナム監督「素晴らしい夜」
狂犬ガットゥーゾ、クラブのレジェンドに頭突き
トッテナム、アウェーでミランを下し準々決勝へ前進
ガットゥーゾ、最低でも5試合出場停止か