インテルがボローニャGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノの獲得に向けてプッシュしている。インテルはGKジュリオ・セーザルが再び負傷し、また1カ月戦列を離れることになった。同選手はクラブ・ワールドカップを除き、10月29日から試合に出場していない。

J・セーザルのコンディションがどうなるか、その進展を待つ一方で、インテルは控えGKルカ・カステラッツィだけでリーグ戦とチャンピオンズリーグの双方に臨むリスクを冒すわけにはいかない。そのために注目しているのが、ボローニャと共同保有するヴィヴィアーノの存在だ。

ヴィヴィアーノの保有権の残り半分をすぐに買い取ることは、すでにインテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)のプランにあった。だが、ヴィヴィアーノはイタリア代表のゴールマウスも守っており、J・セーザルの負傷が治ったときに第2、第3GKを務めることになるリスクを冒したくないだろう。

一方、インテルMFマンシーニは母国ブラジルに帰国するかもしれない。地元メディアが報じたところによると、サンパウロとアトレティコ・ミネイロが同選手に関心を抱いているようだ。ただし、レオナルド監督が就任したことで、マンシーニにも出場機会が与えられる可能性はある。

マンシーニに最も興味を寄せているのはサンパウロだが、ブラジル『テッラ』電子版によると、アトレティコ・ミネイロもすでに獲得に向けての交渉を始めているようだ。