バルサが独占、バロンドール最終候補３名発表

FIFAは６日、今年度のFIFAバロンドールの最終候補３名を発表。ワールドカップに優勝したスペイン代表のチャビとアンドレス・イニエスタ、そして昨年の受賞者リオネル・メッシのバルセロナ３人衆が選ばれた。

Ｗ杯決勝のオランダ戦で決勝点を決めたイニエスタは、中盤でコンビを組むチャビとアルゼンチン代表FWメッシと共に、バルセロナのスペインリーグ優勝にも貢献している。

また、最優秀監督賞の候補には、スペインに初のＷ杯優勝をもたらしたビセンテ・デル・ボスケ・スペイン代表監督、バルセロナのペップ・グアルディオラ監督、そしてインテルをチャンピオンズリーグ優勝に導いた現レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督の３名が選ばれている。

FIFAびジェローム・ヴァルケ事務局長は記者会見で、「2008年以来、スペインサッカーは他の追随を許さない。また、クラブレベルでも独占状態だ。彼らは現在、世界のサッカー界で圧倒的な力を示している。先週、レアル・マドリーと対戦したバルセロナはサッカーの素晴らしさを示していた」と話した。

同じクラブからバロンドール候補３名が選出されたことは過去に二度ある。1988年と89年のミランがそれでで、どちらもマルコ・ファン・バステンがバロンドールを受賞している。