インテルのマッシモ・モラッティ会長が29日、1月のマーケットにおける補強について言及した。同会長はサンプドリアFWアントニオ・カッサーノの獲得について、次のように述べている。

「間違いなく、カッサーノは偉大な選手だよ。新聞を読むと、我々が(獲得への)歩みを進めたそうだね。だが私は、そうではないと思っている。カッサーノ加入? 今は空想の話でしかない」

また、モラッティ会長はアーセナルMFセスク・ファブレガスの獲得についても、「それはないと思う」と獲得の可能性を否定した。

リーグ前節のパルマ戦で、インテルは5−2と勝利を収めている。一方、首位ミランやユヴェントスはドローに終わっており、モラッティ会長は週末の結果について次のように語った。

「我々がうまくいき、ほかのチームがそうじゃないときもあるさ。少し運に恵まれたのはうれしいね。ミランは我々の追撃を恐れるべき? 彼らはいつだってインテルのことを恐れるべきさ」

また、モラッティ会長は長期離脱のDFワルテル・サムエルについて、「彼のケガが最も痛い。ただ、彼は深刻なケガをしたのであり、より残念に思っているとも言わなければいけない。ワルテルは本当に偉大なプロフェッショナルなんだ」とコメント。その不在を悔やんでいる。