厚生労働省の最新統計によれば、日本人の国際結婚のなかで日本人と中国人の婚姻が13年連続で最多の組み合わせとなったことが分かった。中国新聞社は29日、中国人男性は日本人女性から人気を博していると報じた。

 統計によれば、中国人男性と日本人女性の婚姻数は2001年は793件だったものの、02は814件、03年は890件、04年は1104件、05年は1015件、06年は1084件、07年は1016件、08年は1005件となり、5年連続で1000件を超えた。09年は986件だった。

 中国新聞網は「なぜ日本人女性は日本人男性と結婚せず、中国人男性を選んでいるのか?」と疑問を呈(てい)したうえで、「中国の文化を色濃く受けた日本では、多くの日本人女性が中国の儒教文化にあこがれ、本物の君子と出会うことを夢見ている」と報じた。

 続けて、もうひとつの理由として記事では、「中国経済の飛躍と、日本など海外で放送される中国映画」が中国人男性と日本人女性の結婚をうながしていると推測した。

 年間1万組を超える日本人と中国人カップルが結婚するなか、約半分が離婚するという離婚率の高さも特徴の一つだ。08年、1万3223組の日中カップルのうち、5946組が離婚しているという。(編集担当:畠山栄)



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