インテルFWディエゴ・ミリートの代理人で、同クラブの幹部と22日に会談したフェルナンド・イダルゴ氏が、イタリア『スカイ』に対し、同選手の去就について次のように語った。

「ミリートはまだインテルと3年の契約を残しており、ミラノにいることに満足している。彼はここでキャリアを終えたいと思っているんだ。インテルが契約を見直して、現在の彼の価値を認めてくれることを願っているよ。インテルが満足するオファーがなければ、ディエゴはここに残る」

「インテルの決定が彼を引き止めるというのであれば、それで良い。明日(23日)、インテルが売却を考えているのかどうかが分かるだろう」

一方、同代理人はインテルからローマへレンタル移籍し、ローマへの残留を望んでいるDFニコラス・ブルディッソについてもコメント。「インテルのリクエストがどういうものかを受け、ローマが満足させられるかどうかを見てみよう」と、両クラブがまだ合意に至っていないことを明らかにしている。

また、インテルはユヴェントス移籍が見込まれていたイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの争奪戦に加わったようだ。同選手はバーリとジェノアが共同保有しているが、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長はボヌッチを完全獲得し、その後インテルへ移籍させようとしている。ジェノアとバーリの交渉は始まっており、同じく両クラブの共同保有であるFWリッカルド・メッジョリーニの完全移籍に、300万ユーロ(約3億3000万円)を加えるのではないかと見られている。