ミランは24日、悪天候のために延期となっていたセリエA第17節のフィオレンティーナ戦を迎える。首位インテルが3試合連続ドローに終わり、ミランが勝てば4ポイント差となるだけに、優勝争いの行方は再びどうなるか分からなくなっている。

だが、レオナルド監督は「リーグ戦に決着をつけるというのは、誰にとっても難しいことだと思う。インテルが最も装備されたチームであることに変わりはなく、それは彼らがネガティブな時期であっても、負けることなく引き分けていることが示しているだろう。だが、今の時期をうまく乗り切るかどうかはインテル次第だよ」と語った。

一方、レオナルド監督はFWロナウジーニョについて、「とても良いと思う。目標はバルセロナ時代の彼ではなく、今の彼を手にすることだ」とコメント。ベルルスコーニ・オーナーとの関係については、「新しいことなんて何もない。常に落ち着いた状況だった」と述べ、「チームのまとまり? 彼らをまとめたのは私じゃない。彼らが就任したときに私を助けてくれたんだ。本当の主役は彼らだよ」と選手たちに賛辞を送った。

ミランは前節、ゴールマウスにGKクリスティアン・アッビアーティが戻ったが、レオナルド監督は「ネルソンは素晴らしいシーズンを送った。今はまた起用可能となり、これは武器だよ。アッビアーティを選んだのは決定的なものではない。そういうものはないということを今季学んだんだ。アッビアーティは素晴らしい試合をし、PKもセーブした。GKにとってはベストだね」と述べ、GKジーダが完全に追いやられたわけではないと強調している。