バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチはここ9試合で1ゴールしか挙げていない。だが、彼は自信を失っていないようだ。ペップ・グアルディオラ監督からの無条件のサポートを受け、またチームメートたちからのアシストももらい、全般的なパフォーマンスそのものが悪くないこともあって、彼は自分の道を突き進んでいるのである。スペイン『ペリオディコ』のインタビューで、彼はこう語った。

「オレは心配していない。アヤックスやユヴェントス、インテルでも何度かあったことだ。良いスタートをしてから立ち止り、またリスタートするってね。オレは『9番』だし、ゴールを決めるのは重要なことだけど、それがすべてじゃない。少なくとも、オレにとってはすべてじゃないんだ。プレーに参加し、仲間にアシストをすれば、同じように気分が良いんだよ」

また、イブラヒモビッチはグアルディオラ監督について、「彼の自発的でシンプルなやり方には驚かされた。オレにとってはキャリアを通じて初めてののことだよ。調子が良いかどうか、ハッピーかどうか、居心地が良いかどうか、家族も適応できているかどうか、何か必要じゃないかって聞いてくれたんだ。ペップには一つの考えがある。ハッピーなら、ピッチでより力を発揮できるってね。とても素晴らしいことだった」と話している。

さらに、イブラヒモビッチはバルセロナのドレッシングルームについて、「最高の環境だ。ミラノ(インテル)もそうだったけど、オレはここのメンタリティーが好きなんだよ。ピッチに出ると、シャビやメッシ、イニエスタがボールをとってプレーを始める。イタリアではベンチに座って話しながら、監督が来るのを待つんだ。ここでは子供たちがレクリエーションをしているようなのさ。オレが夜中にミニゲームをやろうって誘ったら、みんな来ることは間違いないね。プレーしたいってだけじゃなく、楽しんでいるんだよ」とコメントした。