ユヴェントスが20日、リヴォルノでプレーするウディネーゼMFアントニオ・カンドレーヴァの獲得を正式に決めた。同選手は700万ユーロ(約9億円)の共同保有権の買い取りをオプションとして、50万ユーロ(6400万円)のレンタル移籍でシーズン終了までユーヴェに加わる。所有権の残り半分は、そのままウディネーゼが持ち続けることとなった。

こうして、カンドレーヴァは23日に行われるローマ戦から、ユヴェントスの一員として出場できることになる。なお、ローマはカンドレーヴァが生まれた街であり、ローマは彼が応援しているチームだ。興味深いのは、カンドレーヴァが昨年9月19日、トリノでのユヴェントス戦に出場していたという点。このとき、同選手はユーヴェGKジャンルイジ・ブッフォンを苦しめている。

新たにユヴェントスの選手となったカンドレーヴァは、「自分がユヴェントスにふさわしい選手だということを、監督とクラブに納得させたいと願っている。僕は幸せだよ」と喜びのコメントを残した。

なお、リヴォルノは同日、サンプドリアからFWクラウディオ・ベッルッチを獲得したことを正式に発表している。また、ジェノアではDFフランチェスコ・モデストのボローニャへのレンタル移籍が決定した。