2010年1月5日付け、LME(ロンドン金属取引所)非鉄金属相場情報。非鉄金属相場は全面上昇。銅先物価格は、チリ銅公社(コデルコ)保有、世界第2位のチュキカマタ銅鉱で4日にストライキが開始されたことを受け、供給懸念が広がっている。
また、1月4日に米国供給管理協会(ISM)が2009年12月の製造業景気判断指数を発表。11月の53.6ポイントから55.9ポイントに上昇したことを好感。市場予測を上回ったことも材料視された。
銅先物(3ヶ月物)は前日取引終値比125ドル(約1万1526円)上昇、7500ドル(約69万1575円)で取引を終えた。LME在庫量は75トン増加、50万2400トン。
アルミ先物(3ヶ月物)は37ドル(約3412円)上昇、2267ドル(約20万9040円)、アルミ在庫量は4475トン減少、462万4425トン。 ニッケル先物(3ヶ月物)は470ドル(約4万3339円)上昇、1万8995ドル(約175万1529円)。
その他非鉄金属は、鉛先物(3ヶ月物)が83ドル(約7653円)上昇、2515ドル(約23万1908円)。 亜鉛先物(3ヶ月物)は14ドル(約1291円)高、2574ドル(約23万7349円)。 錫先物(3ヶ月物)は500ドル(約4万6105円)上昇、1万7450ドル(約160万9065円)で取引を終えた。
(China Press 2010:KCD)