「サポーターや友人たち、それに母親。イタリアのことはすべてが恋しい。どのチームでプレーするかはまだ分からないけど、イタリアへ戻ることは確実だと分かっている」

バイエルン・ミュンヘンでルイス・ファン・ハール監督と衝突したFWルカ・トーニが、イタリアの週刊誌『Chi』による独占インタビューで、その想いを激白した。バイエルンは8日、チャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節でユヴェントスと対戦するが、トーニは招集されていない。事実上チームから外されており、彼自身にも責任はあるようだ。

「僕はここドイツで過ちを犯した。そのことは悔やんでいる。おそらく、これらのミスが、南アフリカワールドカップに出られないことへつながるかもしれない。ただ僕は、マルチェッロ・リッピ監督が招集してくれることを願っているけどね。とにかく、落ち込んだりはしない。自分の中にあるサッカーへの意欲はまだまだ強い氏、引退するのはもうエモーションを感じられなくなったときだけだ。今はそうじゃない」

3年間で58ゴールを決めたトーニは、モデルで婚約者のマルタ・チェケットさんの存在が力になっていると話している。

「マルタは僕の人生だ。先に結婚するのか、それとも子供ができるのか、まだ僕らは決めていない。結婚については計画できるけど、子供の誕生はそうじゃないしね。とにかく、近いうちにそうなるだろうな」

また、トーニはサッカーから離れた世界での未来についても明確な考えを持っているようだ。

「引退したら、僕はビジネスマンとしてファッションの世界に飛び込むよ」