国王杯ベスト32で2部B(3部リーグ相当)のアルコルコンに0−4と屈辱的な敗戦をしたR・マドリー。世界中のメディアが一斉にこの敗戦を取り上げている。スペイン各紙はこの敗戦でペジェグリーニ監督解任が間近と伝えマルカ紙は、「ペジェグリーニ辞めろ」とまで追い込んでいる。

 イタリアのガゼッタ・デロ・スポルトは、「信じられない。セリエCにあたるチームに敗戦」と驚きを隠せないといった様子だ。イギリスのTelegraphでは、「昨シーズンも2部BのUnionに敗れたR・マドリーが再び2部Bのチームに敗戦」と伝えている。

 フランスのレキップは、「ラウル、ベンゼマ率いるR・マドリーが2部Bのチームに敗戦」とこの歴史的敗戦を取り上げた。これでペジェグリーニ監督解任が近付いたことになるが、後任として現在ジェネラル・マネージャーを務めるバルダーノ氏が挙がっている。4−0と第1レグで大敗を喫してしまったR・マドリー。ラウルは、「もちろん逆転も可能」と自信を見せている。国王杯ベスト32敗退の危機が迫っている。

(スペイン通信)