ワールドカップ(W杯)予選を戦った南米からイタリアへ戻る際に、パスポートを紛失したために帰国が遅れたナポリFWエゼキエル・ラベッシ。わずか1日にで新パスポートを受け取り、イタリアへ向かう同選手は、紛失したのはアルンゼンチンサッカー連盟のスタッフであり、自分には責任がないと語った。また、18日のボローニャ戦には出場できると明言している。

「悪意があったなんてバカげているよ。パスポートを失くしたのは僕じゃない。連盟の幹部だったんだ。僕にまったく責任がないのは明らかだよ」

−ワルテル・マッツァーリ監督とは話したのですか? 就任初の試合で、チームのスターを欠くのでは…
「どうして欠くんだい? ボローニャ戦に出場する準備は万端だよ。調子は良いし、この数日は良い練習をしてきた。W杯予選を突破したことで、士気もすごく高まっている。それに、この後の機内でゆっくり寝るしね。昨日はマッツァーリ監督と話していない。数日前に電話で話し、彼のアイデアの大枠を説明してもらっているからね」

なお、アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督がW杯予選後にメディアなどを批判したことについて、ラベッシは「ノーコメントだ。ただ、先日からのアルゼンチン・メディアの批判はひどかったということは言っておくよ」と語った。