25日、滝川クリステルが、7年に渡ってキャスターを務めたフジテレビ系列『ニュースJAPAN』を卒業し、その後任は同局の秋元優里アナウンサーが担当することになった。

滝川キャスターの番組卒業には、今も様々な憶測が飛び交っているのだが、26日発売の週刊誌『週刊現代』では、その要因をフジテレビの広告不況で、経費削減による降板だったと報じている。

同誌によると、現在深刻な広告不況で徹底した経費削減を進めているというフジテレビでは、「もっと局アナを使え!」といった指令が、連日上層部から現場に対し、伝えられているという。

滝川キャスターは、2000年にフジテレビの子会社にあたる共同テレビに入社。現在は、芸能プロダクション「フォニックス」に移籍しているが、滝川キャスター自身は視聴者が知らない間に、共同テレビ社員からタレント扱いになっており、共同テレビ時代の年収は1000万円程度だったが、フォニックス移籍後、『ニュースJAPAN』の年間契約料は、3倍の3000万円以上に跳ね上がり、不況で苦しむフジテレビにとっては、痛い経費圧迫だったとされる。

また、同誌では、安藤優子や小倉智昭にも経費削減による降板の噂があると伝えており、フリーアナウンサーたちにとっては受難の時代となっているようだ。