リアリティ番組は軟禁事件だった? 別荘で2か月過ごした女性9人を救出。
一般の人々が島で共同生活を送り賞金を争う「サバイバー」(米放送局CBS)や、若手芸人がヒッチハイクや懸賞だけで生活を送る「進め!電波少年」(日本テレビ系)の企画など、世界中で制作されているテレビのリアリティ番組。こうしたリアリティ番組は、参加者の何気ない素の様子や本性も垣間見えるとあって、海外では今なお人気を呼んでいる。そうした中、トルコではリアリティ番組に参加したと思っていた9人の女性が、外部との連絡を遮断された別荘で2か月間共同生活を送り、そこで撮影された水着や裸の写真がネットで販売されたとして、警察に救出される事件が起きた。
9人はトルコのテレビ局が出した募集広告を見て参加した、20歳前後の女性たち。中には16歳の女の子も含まれており、一部トルコ紙では、15歳だったとも伝えられている。集められた9人はインターネットテレビ局で制作される番組との説明を受け、視聴者からのネットやケータイを通じた人気投票により、勝者が決められるという企画だった。
トルコでも「リアリティ番組」は人気で、有名人に憧れた若い女性たちは「喜んで契約にサインした」(英タイムズ紙より)そう。しかし、この契約の中には問題が1つ含まれていた。「もし番組が続く2か月間より前に去るなら、5万リラ(約300万円)の罰金を支払う」との条項があり、女性たちは「逃げるに逃げ出せない」状態に置かれていたのだ。
かくして、イスタンブール近郊にあるリーヴァという街の別荘に移動した9人。別荘生活が始まった直後から、女性たちは騙されていることに気付いたそうだが、外部との連絡を絶たれ、「逃げ出したら罰金」の約束に誰も動けず、2か月間もその別荘で過ごすハメになってしまった。しかし、番組としての企画はしっかり用意され、女性たちは競争としてビキニを着て、プールで踊れと指示されたこともあったという。
ところが、参加者と連絡が取れないと、家族が警察に相談したことから、この企画が“事件”である可能性が浮上。警察が別荘に向かうことになった。
さらに、警察はネット上で女性たちの水着や裸の写真が売られていた事実も掴み、救出時に別荘にいた4人を逮捕。販売に関わっていたとされるもう1人の行方も追っているという。9人もの女性を騙して別荘に集め、軟禁状態に置くという、かなり大がかりな今回の犯罪だが、実はインターネットテレビ局「Bizevdeyiz TV」が関わっているのは本当だった。「Bizevdeyiz TV」の弁護士はタイムズ紙に対し、「自分が担当するテレビ局が、そんな告発の対象になったのはとても哀しい」とのコメントを寄せている。
「Bizevdeyiz TV」の公式サイトには、トップページに弁護士の名前で、事件性を否定する声明が掲載されている。同局としては事件との認識はなく、「(女性たちの主張や軟禁事件とする報道は)正しくなく、間違いだ」との姿勢を示し、テレビ局側がどのように番組運営したのかを説明した上で、「問題はない」とアピールしている。
女性たちとテレビ局、どちらの主張が事実なのかがまだはっきりしておらず、謎も多いこの事件。実際にテレビ局が関わっていたなら、警察が女性たちを救出する展開にまでなった時点で失敗であり、ましてや写真の売買は言語道断だ。いずれにしても、女性たちにとっては災難な出来事となってしまった。
9人はトルコのテレビ局が出した募集広告を見て参加した、20歳前後の女性たち。中には16歳の女の子も含まれており、一部トルコ紙では、15歳だったとも伝えられている。集められた9人はインターネットテレビ局で制作される番組との説明を受け、視聴者からのネットやケータイを通じた人気投票により、勝者が決められるという企画だった。
トルコでも「リアリティ番組」は人気で、有名人に憧れた若い女性たちは「喜んで契約にサインした」(英タイムズ紙より)そう。しかし、この契約の中には問題が1つ含まれていた。「もし番組が続く2か月間より前に去るなら、5万リラ(約300万円)の罰金を支払う」との条項があり、女性たちは「逃げるに逃げ出せない」状態に置かれていたのだ。
かくして、イスタンブール近郊にあるリーヴァという街の別荘に移動した9人。別荘生活が始まった直後から、女性たちは騙されていることに気付いたそうだが、外部との連絡を絶たれ、「逃げ出したら罰金」の約束に誰も動けず、2か月間もその別荘で過ごすハメになってしまった。しかし、番組としての企画はしっかり用意され、女性たちは競争としてビキニを着て、プールで踊れと指示されたこともあったという。
ところが、参加者と連絡が取れないと、家族が警察に相談したことから、この企画が“事件”である可能性が浮上。警察が別荘に向かうことになった。
さらに、警察はネット上で女性たちの水着や裸の写真が売られていた事実も掴み、救出時に別荘にいた4人を逮捕。販売に関わっていたとされるもう1人の行方も追っているという。9人もの女性を騙して別荘に集め、軟禁状態に置くという、かなり大がかりな今回の犯罪だが、実はインターネットテレビ局「Bizevdeyiz TV」が関わっているのは本当だった。「Bizevdeyiz TV」の弁護士はタイムズ紙に対し、「自分が担当するテレビ局が、そんな告発の対象になったのはとても哀しい」とのコメントを寄せている。
「Bizevdeyiz TV」の公式サイトには、トップページに弁護士の名前で、事件性を否定する声明が掲載されている。同局としては事件との認識はなく、「(女性たちの主張や軟禁事件とする報道は)正しくなく、間違いだ」との姿勢を示し、テレビ局側がどのように番組運営したのかを説明した上で、「問題はない」とアピールしている。
女性たちとテレビ局、どちらの主張が事実なのかがまだはっきりしておらず、謎も多いこの事件。実際にテレビ局が関わっていたなら、警察が女性たちを救出する展開にまでなった時点で失敗であり、ましてや写真の売買は言語道断だ。いずれにしても、女性たちにとっては災難な出来事となってしまった。
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