バカンスを返上し、英会話短期集中特訓コースをこなしているものの、英語に大苦戦しているチェルシーのカルロ・アンチェロッティ新監督。

 その様子を見たチェルシーのスタッフは、来季のロッカールーム内のコミュニケーションに危機感を感じたのか、自らもイタリア語を学び始めたという。

 「すでに3人のクラブ幹部がイタリア語を勉強し始めている。たぶん私の英語に対する絶望感からだろう」とアンチェロッティ。

 彼のアシスタントコーチとなるレイ・ウィルキンスは、現役時代にミランでプレーしたこともあり片言のイタリア語を話せるそうだ。そのウィルキンスは「私のイタリア語は文法は散々だが、なんとか会話はできるよ」と語っている。

 片言の英語と片言のイタリア語。来季のチェルシーベンチがどんなコミュニケーションをとることになるのか、注目である。