au初のスマートフォン「E30HT」で、どこでも無線LANオフィス
au初のスマートフォン「E30HT」が登場し、これですべての国内キャリアがスマートフォンを販売する状態になった。
「E30HT」はHTC製Touch PROをベースにした端末で、au独自搭載のアプリケーション「WalkingHotSpot」でも話題となっている端末だ。

搭載OSは、Windows Mobile 6.1。ディスプレイは約2.8インチVGA液晶を採用。スライド式の5列QWERTYキーボードを内蔵し、スライドを引き出すだけでパソコンライクの文字入力ができる。
本体のサイズは、手の中にすっぽり収まるほど小さいが、重さは154gと手にしっかりと重さが伝わり安定したホールディングができる。
スライドキーボードのキータッチはしっかりしたクリック感もあり、確実な入力ができる。
E30HT クローズスタイルオープンスタイルでのタイピング


E30HTが、ほかの端末と一線を画すのが独自のアプリケーション「WalkingHotSpot」だ。
「WalkingHotSpot」は、E30HTを無線LANルーター化できるツール。無線LANを利用してパソコンを5台までE30HTに接続して3G通信を利用してインターネット利用ができるという便利なツールなのだ。

出先のオフィスや現場などで無線LANやLAN環境がない場合でも、「WalkingHotSpot」を使ってE30HTに無線LAN接続すればインターネットが使えるというわけだ。しかも1台のパソコンしか使えないモデム機能とは違い、複数のパソコンが同時に使えるため、どこでも無線ALNオフィスを実現できるのだ。

「WalkingHotSpot」の使い方はいたって簡単だ。
まず「WalkingHotSpot」を立ち上げて、画面下の[起動]ボタンをタップする。
「WalkingHotSpot」画面のアクセスポイントの「Whs●●●●●●●」をパソコン側で、新規ワイヤレスネットワークの追加を行い、利用できるワイヤレスネットワーク一覧から選択して接続するだけだ。
接続が成功すると「WalkingHotSpot」画面に緑の●で表示される。
これだけで、どこでも無線LANオフィス化ができるというわけだ。
WalkingHotSpotでネット接続


■主なスペック
・OS:Windows Mobile 6.1
・ディスプレイ:約2.8インチ シングルTFT 約6.5万色
・カメラ:320万画素 CMOS
・外部メモリ:8GB microSDHC対応
・サイズ:幅52×高さ106 (H)×厚み18)mm (閉じた状態) 、重さ約154g
・Bluetooth、無線LAN搭載

E30HT - au

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