SPL4連覇を逃したシーズン終了直後にゴードン・ストラカン監督が辞任したセルティック。ストラカンが連れてきた主力が大量放出され、チームが刷新される可能性が高い。

 ストラカンが指揮した4年間でチームの軸としていたのは、GKボルツ、CBマクマナス、MF中村、FWヘッセリンクの4人だった。ストラカンは自らの契約の中にも彼らを残留させることを明記していたほど、4人に対する信頼は高かった。

 しかし、中村は契約切れで日本復帰が濃厚となり、先日はFWヘッセリンクもPSV、アヤックス、トゥエンテと交渉していると報じられた。ボルツにも移籍の噂は絶えない。契約切れのハートリーの移籍も確実で、プレミアの複数のクラブが狙うマクギディもステップアップを目指すと見られている。

 地元では、“09〜10シーズンも残るのは、MFブラウン、CBマクマナス、FWマクドナルドくらい”との声も。その一方で昨季は出番の少なかった水野晃樹にとっては、居場所を勝ち取るチャンスかもしれない。