SPLダンディーUのクレイグ・レベイン監督が中村俊輔のFKを止める方法を発案したと豪語し話題となっている。

 前節、セルティックパークで勝ち点1をもぎ取ったレベイン監督。後半終了間際の中村の直接FKの場面で、彼はある秘策をチームに伝えたという。

 「ナカムラは恐らく毎日、練習後に壁を置いてFK練習をしているはず。つまり壁を置かない方が彼にとっては不自然なのだ」

 確かにゴールマウスの上へと浮いたこの中村のFKの場面、通常よりも相手の壁は少ない。レベインは「ナカムラはFKのスペシャリスト。だからいつもとは違うことをやろうとしたんだ。FKの時、私は右ポストに一人を立たせ、壁に人数をかけずにエリア内でただ相手選手をマークするように伝えた。それが上手く機能したよ。ナカムラは混乱したようだね」

 このレベインの秘策を見て、他のSPLクラブも同様の策を採用してくるか。次回の中村のFKの際は相手の壁の配置にも注目したい。