北京オリンピックでグループリーグ2試合を終えた段階で早くも決勝トーナメント進出を決めたブラジル。チームにオーバーエイジとして参加しているロナウジーニョは、初戦こそ動きが鈍かったものの、第2戦のニュージーランド戦では初戦とは見違えるような本来の動きを見せ、2ゴールをゲット。悲願の金メダルへ向けて、日々調子を上げているようだ。

 そんなロナウジーニョだが、今回のブラジル代表のユニホームに不満を漏らしている。オリンピック委員会の通達により、通常のエンブレムの使用が認められなかったため、胸元から5つの星が抜けているからだ。ロナウジーニョは言う。「あの5つ星はブラジルの誇りなのに……」

 自らその星を獲得したロナウジーニョにとっては我慢ならないことらしい。その?悔しさを試合にぶつけ、世界チャンピオンを目指す。