マンチェスター・シティのスヴェン・イェラン・エリクソン監督の代理人は29日、同監督が引き続きシティを率いる可能性は低いと話した。
 シティのタクシン・オーナーが今月初めに最近のクラブの成績に不満を示し、変化を求めたことから、英国のメディアはエリクソン監督が辞任するか解任されるのではないかと報じてきた。
 エリクソン監督の代理人であるアソール・スティル氏は、来シーズンも続投かと尋ねられ、「可能性は低いね。タクシン氏が監督を支持しているのなら、そういう話が聞こえてきていいはずだからね」と答えた。
 また、「唯一、私が言えるのは、エリクソンは辞任はしない。いい仕事ができなかったり、地位にふさわしくないと考えれば辞めるだろうが、スヴェンの場合はまったくそういう状況じゃないからね」と付け加えた。
 エリクソン監督とタクシン氏は週末に話し合いを持ったが、その結果もかんばしくなかったようだ。
 スティル氏は、「あんまりいい感じではないね。あきからに彼とタクシン氏のあいだで実のある話し合いはできなかったようだ」と話した。