レアル・マドリーのキャプテン、ラウルがまた記録を更新した。リーガ1部で14年目のシーズンを迎えたキャプテンは、10日に行われたバジャドリー戦でリーガ通算469試合出場を達成。1967年から85年までレアル・ソシエダやベティスでプレーしたGKエスナオラの記録に並びリーガ歴代出場ランキングでトップ10入りを果たした。

 出場試合数だけでなく、ゴール数でも記録を作るラウル。これまで、対バジャドリー戦20試合に出場し12ゴールと相性のいいチームから、10日の対戦でも2ゴールを挙げ自らのトップ10入りに花を添えている。これで今シーズンの11ゴールを含め、リーガ通算ゴールを198に伸ばした。リーガ歴代ゴールランキングで7位につけるラウルは、このペースでいくと、出場試合数とゴール数で500試合出場と200ゴールを超える初めての選手となるかもしれない。レアル・マドリーと2010年までの契約を結んでいることから考えてもそれは可能だ。来シーズンあたりにその日も訪れるだろう。

 そして、ラウルのリーガ二桁ゴールは実に3シーズンぶり。2位バルセロナとの勝ち点差を8と広げ、首位を走り続けるチームとともに好調さを維持するラウルは、これからも記録を更新し続けることだろう。

(スペイン通信)

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