レアル・マドリー、バルセロナといったクラブが獲得を狙っているマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドが、リーガでのプレーを夢見ていると自身の夢を告白したが、今夏、2012年まで契約を延長したマンチェスター・ユナイテッドでとても満足していると今のところは移籍の意思がないことも強調した。

「いつかスペインでプレーするのが僕の夢。素晴らしいリーグだよ。僕は、プレミアリーグが一番強いリーグだと思っているけれど、違いを確かめるためにもスペインでプレーできたらいいね」。

 そう明らかにしたC・ロナウドだが、「将来的にこの夢が叶う可能性については分からない。でも、もしそうならなくても、気にしないと思うよ。今は僕のクラブで充実しているし、それにユナイテッドのファンともうまくいっているからね」とマンチェスター・ユナイテッドで満足していることもアピール。

 また、22日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の抽選での対戦カードについて多くを語ることはなかったが、ミランやバルセロナとは出来るだけ後で対戦したいとも。「できることなら、決勝で当たりたいね。それが僕らにとってベストだと思うからだよ」とコメント。

 22歳のC・ロナウドはこれからさらにその才能に磨きをかけ、ファンを魅了し、チームの勝利を牽引していくことだろう。彼の夢が叶うのは、果たして近い将来なのか?遠い将来なのか?移籍マーケットを賑わす存在であるのは確かだ。

(スペイン通信)