ブロックしたことを知らせるメッセージバーを表示

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Windows XPを利用しているユーザーなら、今はService Pack 2(以後SP2)が適用されているはず。SP2ではInternet Explorer 6(以後IE6)もSP2となっており、IE6にはポップアップブロック機能がある。これは、リンクをクリックしてリンク先のページを開いた時に、別のウィンドウで広告などの表示をブロックして開かないようにするものだ。

初期はオン設定なので、リンク先が別ウィンドウだと自動的にブロックしてしまう。リンク先のページによっては、見たくても開かないことがある。例えば、ショップサイトで商品をクリックして詳細画面をみようとしたときに、詳細情報が別ウィンドウのサイトでは、ブロックされて見られないといったことが起こる。こんな時に困らないよう、IE6のポップアップブロックの使いこなし方を知っておきたい。

■知っ得 No.0022 いつも閲覧するサイトはポップアップをブロックしないようにする

IE6を利用している時に、無用な広告ウィンドウを表示しないようにしてくれるポップアップブロック機能は、フィルタレベルとして「高」「中」「低」とレベル設定ができる。規定値としては「中」が設定されているが、「中」レベルには別ウィンドウが開くサイトもあり、セキュリティ性を高めるために「高」に設定している人もいるだろう。
まずは、ポップアップブロック機能によってブロックされてしまった場合の対処方法と、許可するサイトの登録方法を紹介しよう。

別ウィンドウで開く設定がされているリンクをクリックすると、ブロックしたことを知らせるメッセージバーが表示される(画面1)。
画面1 ブロックしたことを知らせるメッセージバーを表示
画面1 ブロックしたことを知らせるメッセージバーを表示


メッセージバーを右クリックし、[このサイトのポップアップを常に許可]を選択する(画面2)。[このサイトのポップアップを常に許可しますか?]のダイアログボックスが表示されるので[はい]をクリックする(画面3)。
画面2[このサイトのポップアップを常に許可]を選択画面3 ダイアログボックスが表示されるので[はい]をクリック
画面2[このサイトのポップアップを常に許可]を選択画面3 ダイアログボックスが表示されるので[はい]をクリック


このあと、再度対象のリンクをクリックする。すると今度はポップアップウィンドウが開いてリンク先のサイトが表示される。なお、設定したサイトはリストに登録されているので次回以降のアクセス時もブロックされることなく開ける。

次のページでは、許可するWebサイトを追加する方法と削除する方法を紹介する。