ユベントスそしてイタリア代表の守護神ジャンルイージ・ブッフォンが12日、前日に起こったサポーター死亡事件について自身の見解を明らかにした。セリエAの中止が検討されていることについてブッフォンは「リーグ戦を中止したとしても根本的な解決にはつながらない。昨日のアレッツォでの事件はカルチョとは直接関係のない出来事だ。社会全体が抱えている問題を全てカルチョの問題にするにはおかしい」とコメントしている。

*ラツィオサポーター死亡事件=セリエA第12節開催日の11日、アレッツォ近郊(イタリア中部トスカーナ州)の高速道路のサービスエリアでラツィオサポーターとユベントスサポーター間でトラブルが勃発。現場介入したパトロール中の交通警察官の発砲によりラツィオサポーターの1人、ガブリエレ・サンドリが死亡した。