◆第7試ヘビー級/5分3R ベン・ロズウェル vs リコ・ロドリゲス

ピットブルズはジャマール・パターソンをヘビー級選手としてエントリーしたが、ニュージャージー州アスレチック・コミッションは「実績不足」を理由にこれを却下、急遽リコ・ロドリゲスがピットブルズのメンバーとして出場した。

「俺はNY生まれのNY育ち。柔術は人生の一部、だからピットブルズの一員になった」と言うロドリゲス、もともとはヘンゾと同じグレイシーバッハ系のマチャド柔術で育った選手だ。何の違和感もなくチームに溶け込んでいたロドリゲスだが、リング上では苦戦を強いられた。ベン・ロズウェルの巨体から繰り出される単発のパンチ攻撃に突破口を見いだせないまま、二度ほどギロチンを仕掛けたが、これを凌がれパウンドを受ける。「俺は練習でも絶対にギロチンは極められない」と試合後の会見で明らかにしたロズウェルが、判定勝ちでチームに初勝利をもたらした。

IFLファイナル全試合結果一覧へ