ローマのディフェンスの中心選手であるルーマニア代表キブのインテル入団の可能性が日増しに高まっている。キブは一時はローマとの契約延長が確実視されていたが、ローマはインテルのチリ人MFピサーロ獲得に多額の移籍金を要することから、ここにきてキブの移籍を容認したのだ。キブ側はローマのセンシ会長の許可を得て、すでにミラノでインテルのモラッティ会長と直接交渉を行った。

 イタリア国内ではキブのインテル入団はもはや秒読み団塊だとされ、が確実視されており、近日中に正式発表があるかもしれない。一方、ピサーロも一時はインテル残留を決断したと言われたが、ローマ移籍で話がまとまりそう。結果的に両選手が所属を入れ替わることで決着がつきそうだ。