シアトル市役所の規則では「No weapons, no animals, no loitering, no alcohol, no lying down, no smoking, no music, no fighting, no trespassing」ということで、武器、動物、ダラダラ動くこと、アルコール、寝そべること、喫煙、音楽、そして争いと人の邪魔をすることを禁じていますが、その禁止項目に電子レンジで調理するポップコーンが加えられるかもしれないそうです。

詳細は以下から。
City of Seattle may ban microwave popcorn Top Stories KING5.com News for Seattle, Washington

シアトルの公正センターでは電子レンジで調理を行うポップコーンが燃え上がり、3年の内に8回も緊急避難するという事態になったそうです。何故こんなにも多発したのかは謎ですが、Seattle Municipal Towerでも同様の事態は起こっていたとのこと。

シアトル市のFacilities DirectorのPedro Vasquezは将来的に重大な問題であるとし、施設部は市の職員全員に、このままだと電子レンジ用ポップコーンを禁止することになると通達。シアトル市議会の職員からは「もしそんな規則ができたら電子レンジ用ポップコーンが取引する闇市場が形成され、人々は会社に電子レンジを隠し持ち、不法な調理を行うようになる」といった反対意見が述べられ、市はポップコーンの破裂音が止まるまでしっかり音を聞くことだけはお願いしたいと表明しています。

ポップコーンのエキスパートによると、電子レンジ用ポップコーン調理における注意事項はごく単純で、破裂音の間隔が1〜2秒ぐらいになったらレンジを止めることだそうです。作り方の説明書に載っていそうなことですが、シアトル市の職員はポップコーンの音に構っていられないぐらい多忙なのでしょうか。

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