親会社のパルマラット(乳製品加工・販売)の破綻によって財政難が続いているパルマ。以前は中田もプレーした中堅クラブは、競売によって所有権を売却することで建て直しを計ろうとしている。気になる売却先だが、現在名乗りを挙げているのは、前ヴェローナ会長のジャンバティスタ・パストレッロ、元レアル・マドリー会長のフェルナンド・サンツの他、イタリア国内の実業家。「サッカークラブのオーナーは男のロマン。一度なったら止められない」というが、パストレッロもサンツも、再び夢とロマンを追い求めている。なお、売却価格は約43億円以上と予想されている。また、購入者は2年間、クラブを売却できないルールも制定されている。