全世界興行収入1000億円を突破の『アクアマン』、キーワードはオーストラリアとサーフィン!?

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ド派手とド迫力を追求し、カーアクションシリーズの最大ヒットを記録したアクション超大作『ワイルド・スピード SKY MISSION』を手掛け、今最もその最新作が期待されるジェームズ・ワン監督。彼の最新作にして今まさに世界中の話題をさらっているのが 2月8日(金)に日本公開となる『アクアマン』。この度、撮影現場となったオーストラリアとサーフィンがこの映画には欠かせないキーワードであったことが明らかとなった。

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映画といえばハリウッド...とはひと昔前の話。カナダやイギリスなど、海外での撮影が主流になりつつある。そして本作の撮影地はオーストラリア。クィーンズランド州南東部にあるビレッジ・ロードショー・スタジオでほぼ全編が撮影された。撮影スタッフはゴールドコーストに位置するこの撮影所で、なんと50以上のセットを建設。その中には、海底帝国アトランティスの謁見室や闘技場、アトランティスの王であるオームの海中戦艦、荘厳な王墓など、大がかりなセットが精巧に作られたという。ここまで大がかりなセットを組んだのは、大ヒット作を手がけてきたヒット・メーカーのワン監督。ワンは「僕は実写第一主義なので、なるべく多くの要素を実際に撮影したいんです。だから今回も実写にこだわったので"ドライ・フォー・ウェット"という技法を使い、水をできるだけ使わずに水中のシーンを撮影することにしました」と、3分の2が海中シーンとなる本作にもかかわらず、なんと水なしで撮影したことを明かした。

『アクアマン』を水なしで撮影するというスタッフの苦労をよそに、主役アクアマンを演じたジェイソン・モモアはオーストラリアでの撮影を最高に楽しんだようだ。ジェイソンは「オーストラリアでの撮影は本当にクールだったよ! 僕は2、3年オーストラリアのアデレイドに住んでいたことがあるんだ。だから戻ることができてとてもハッピーだった。撮影の間、家族とビーチに一軒家を借りて住んでいたんだけど、そこで毎朝サーフィンをしたんだ。毎朝撮影に行く前にね! アクアマンとして海に行ったんだよ!」と、夢のような時間を振り返った。更にジェイソンは「僕はサーフィンをしながら大きなサメを見つけるのが昔からの夢だったんだ。"やあ、相棒!"なんて話しかけたりしてね。サメや魚たちと話ができたらいいなと常に思っていたよ。そんな僕がアクアマンを演じるなんてんね...」と、アクアマンとの運命的な出会いを語った。

ド派手なカーアクションの次にワン監督が選んだ、誰も見たことがない海中のド迫力アクション。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタントチームとタッグを組み、海の中で縦横無尽に展開する海中バトル・エンタテーテイメントがここに誕生! 『アクアマン』は、2月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)