「いま最もパスがうまい選手!世界最高のパサー、TOP10」
この数十年間で戦術やゲームスピードなどは確実に変化してきたが、いつの時代もMFの重要さは変わらない。
ここでは『sportskeeda』による「世界最高のパサー、TOP10」を見てみる。
10位 ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/クロアチア代表)
彼が世界最高のMFのひとりと評価される理由のひとつは、いとも容易くパスを通せる能力にある。
このクロアチア人はシルキーパサーであり、スタッツがそれを証明している。
1試合平均63.4回のパスを通し、成功率は89.7%。また、1試合平均で1.4本のキーパスも記録。
9位 ハメス・ロドリゲス(バイエルン/コロンビア代表)
このリストのなかでは、1試合平均のパス数は最も少ない(58.8本)。彼は前目のポジションで起用されているので、パスが少ないのは普通だ。
その一方で驚異的なのは、成功率。90.1%を記録しており、世界で最も精密なパサーのひとりになっている。1試合平均4.2本のロングパス、2.6本のキーパスもマーク。
8位 ヨシュア・キミッヒ(バイエルン/ドイツ代表)
キミッヒ抜きではこのようなリストは語れない。このバーサタイルなドイツ人は、世界で最も才能に恵まれた選手のひとりであり、スタッツがそれを証明している。
1試合平均61パス、89.1%をマーク。さらに、2.1本のキーパス、5.6本のロングパスを記録している。
7位 ミラレム・ピャニッチ(ユヴェントス/ボスニア・ヘルツェゴビナ代表)
ピャニッチは現在最高のパサーのひとりであり、最高のMFのひとりとして評価されている。
このリストに載っているのは、彼は威厳を持ってパスができるからだ。事実、1試合平均65.8本のパス、成功率89.5%をマークしている。
1試合平均2.2本のキーパスもマーク。さらに、最も素晴らしい点は、5.2本のロングパスを記録している点だ。
6位 ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ/スペイン代表)
無双シティの主軸であるシルバも、そのスタッツに彼の能力があらわれている。
1試合平均82.8本のパスを成功し、成功率88.7%を記録。さらに、2.7本のキーパス、そして特筆すべきはすでにアシストの多さだ。
5位 ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン/スペイン代表)
彼がこのリーグでプレーしていることは悲しい。ブンデスではバイエルンがあまりにも突出しているからだ(今季は苦しんでいるが)。
彼にとって競争力すらない試合がある。スタッツはその証になっている。
1試合平均67.7本のパスを成功、成功率は90.9%。さらに、1.8本のキーパス、5.4本の精密ロングパスを記録。
アシスト数はひとつだけだが、パスにおいては世界最高の選手のひとりだ。
4位 ジャン・ミカエル・セリ(フラム/コートジボワール代表)
かつてバルセロナが彼を欲しがった理由がここにある。セリは中盤からゲームをコントロールする選手であり、パス能力に長けている。
実際、1試合平均84.7本のパスを成功させ、その成功率は90.4%をマークしている。
それだけでなく、4.9本のロングパス、1.3本のクロス、2本のキーパスも記録。世界有数のMFのひとりだ。
3位 マルコ・ヴェッラッティ(PSG/イタリア代表)
彼はまだ世界最高のMFの3人にはなれていないかもしれないが、パスにおいては間違いなくトップクラスだ。
1試合平均92.4本のパス、成功率は90.7%を記録している。さらに、5.2本のロングパス、1.2本のキーパスも。
一見低く思えるが、彼はDFラインの前(深い位置)でプレーしており、実際にはかなりいい数値だ。
2位 ジョルジーニョ(チェルシー/イタリア代表)
試合で最も多くのパスを成功させる点において、彼を上回る選手はいない。
セリエA時代のカリアリ戦では180本ものパスを成功させ、これは1試合での(欧州)最高記録だ。
1試合平均95.6本のパスを記録。これだけでも凄いが、成功率も89.3%を叩き出している。さらに、2.5本のロングパス、1.5本のキーパス、4つのアシストもマーク。
1位 トーニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ代表)
今世界最高のパサーは、トーニ・クロースだ。人々は彼をパスマシンと呼ぶことだろう。
どんなシステムであろうとも、クロースは試合をコントロールできる。1試合平均78.2本のパスを成功させ、その成功率は驚異の92.5%を誇る。
また、2.4本のキーパス、6つのアシストもマーク。さらに、ロングパサーとしても素晴らしく、1試合平均で5.7本を成功させている。これによって、彼は世界最高だと評価されているのだ。